火曜日

20090609

いつもどおり起床。SSNの取得によって、色々と手続きをしなくてはならない。その事をボンヤリと考えながら車に乗り込む。リモコンでガレージを開ける。サイドブレーキを下ろし、ギアをRに入れる。おっと、忘れものがないかなぁと助手席においたリュックを探りながら、ブレーキから足を離す…

ガシャ~ン!

呆然。一瞬何が起こったか、分からなかった(もう一度、上記の所作を読み返してみて下さい。大事な何かが抜けております…)

そう、ドアを閉め忘れていたのだ! 結果、ドアがガレージのレールを押し曲げて、ガレージを壊してしまったようだ… レールが曲がってしまっており、動きがぎこちない。何度も動作確認をしているうちに、ドンドン状況は悪化し、レールを走る滑車まで取れてしまう始末。お手上げである。な~んて言ってる場合ではないので、工具を使って、修正してみる。駄目だ。本格的にお手上げだ… 

次に、車に目を向けた。見た目は、かすり傷程度。ドアを開け閉めしてみる。多少、ドアを閉める際に抵抗がかかるが、問題はなさそうだ。不幸中の幸い。これで車まで破壊していたら、ショックで寝込んでしまったに違いない。

力仕事と焦りで汗だくになりながら、その場を取り繕い出勤(さすが日本人。というか、こんな朝早くにアパートのオフィスも開いてないので、どうしようもない)。

そんなバタバタな状況でも、朝からポスドクMと実験。実験は成功。昨日まで続いたトラブルがすべて解消された模様。2人で喜ぶ。午後から、自分の実験。手術は成功しているのだが、如何せん、ノイズの混入がひどく。信号がとれない。日本では当たりまのようにあるアースが無いのだ。水場まで届くリード線すらもない。お手上げだ。ちょうど、大御所M先生が実験室に寄ってくれたので、現状を話すと、すぐさまテクニシャン(技術者)に連絡してくれた。今週中には対処してもらえそうである。日本の職場では当たり前のように使えたものが使えない。非常にもどかしいが、これも勉強なり。

んで、朝の事故をアパートのオフィスに知らせるべく、急いで片付けをして17:15頃にラボを出る。なんとか、18:00前にアパートに滑り込んだ。僕:「あの~、車庫を壊してしまったんですけど…」。事務:「あら、それは大変ね?! 見に行きましょう」。僕はビビりまくっていたのだが、あっけらかんとしている。なぜ? 現場へ到着。今朝の状況を、ジェスチャーを交えて伝える。「わかったわ。明日には直ると思うわ」予想外な返答であった。てっきり2週間くらい待たされるものと思い込んでいた。っが、喜んでばかりは居られない。恐る恐る尋ねる「あの~、費用はどれくらいかかりますかね?…」 事務:「お金はいらないわよ!」 僕「っえ、僕が悪いんですけど」事務:「関係ないわっ じゃあねぇ~」 僕:(満面の笑みで)「Have a good evening!!!」

でも、本当に明日中に直るのかな? 無料なのかな? 不安だ…(実際には、信じられずに何度も確認したんだけど、答えは変わらなかった。明日以降の結果報告にご期待下さいませ)



肉体・精神疲労のため、今日も手抜き用の(作り置き冷凍)カレー、サラダ。

今日の出来事は『気を緩めてはならない』との天からの思し召しだろう。感謝。

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