金曜日

20101231

2010年、365回目の投稿。今年も一年間、一日も欠くこと無く備忘録を記せたことに感謝。家族も皆、大きな怪我、病気もなく(いや、厳密には三男が腸重積を2度発症し、エマージェンシーにお世話になったけど、それも良き思い出)。



妻。1年目に感じていたアメリカ生活に対するストレスも少しは軽減しているように見える(あくまでも私の目にそう映るだけで、その実は異なるだろう)。いや、耐性が上がっただけかもしれない。違っていたら申し訳ございません m( _ _)m

長女。大きな問題なく、現地校に適応。英語も、飛躍的に向上し、友達と電話で会話。スポーツもバスケ、ソフトと積極的に取り組んでいる。

長男。現地校と補習校の宿題の多さに苦労しているものの、よくやっている。褒めてあげたい。弟2人の面倒を見れる逞しさが出てきた。

次男。Pre-K(現地校)、補習校(年中)に通いはじめてから、英語や日本語の習得に積極的。ムードメーカー的存在として笑いを誘ってくれる。

三男。2度の腸重積を乗り越えて、逞しさ倍増。最近は、言葉(日本語)もペラペラ。オムツが取れるのも時間の問題か。

私。仕事に関しては満足のいく結果を残すことが出来た。健康。夏場に体重が増量するクセを克服できず…

なにはともあれ、安定した充実の2010年であった。来年はアメリカ生活も3年目に。勝負の年である。




大晦日の今日は、お節料理をせっせと作った。その後、近所のスーパーへ買物。明日が新年ということもあって、見たことないくらい駐車場が混み合っていた。その様は、日本を彷彿とさせるものであった。皆で、日本のバラエティー番組を見ながら、年越し。年越しソバを妻と長女と頂く。今年は、何年か振りに、カウントダウン時に起きていた。快挙。

木曜日

20101230

暖かい日が続く晦日のダラス。半袖でも過ごせる程。

妻の体調も回復の兆し。1年間、休みなく炊事洗濯に加えて、子供の送り迎え。ホント、頭が上がらない。ありがとう。

昼前に、近所の教会へ。目的は、子供の遊び場。こちらの教会、子供心をくすぐる遊具が併設されている所が多い。

その後、H-mart(アジア系食材)へお節料理等の買出し。帰宅後、こちらに来て、いや、人生初のラーメンスープ作り。『ラーメン二郎』は一度しか食したことが無いのだが、日本のラーメンが食べたいと思う今日この頃、自宅で調理可能な「家二郎」に注目していたのである。先日、家二郎をご馳走して頂いたSさんに、食材調達とレシピを頂いて準備万端。

材料は至ってシンプル。麺は市販品なので、調理時間も4時間程。っで、立派なスープ、タレ、チャーシューが完成。ビギナーズラックだろうか、中々美味しい。悪くない。






そういえば、一昔前、大晦日にラーメン番組が放映される時期があった事を、ふと、思い出す(見てないけど)。さあ、今年も、残すところ2日。光陰矢のごとし。

水曜日

20101229

二日酔い必死の朝。子供達は朝から元気一杯。

お昼過ぎに、Y先生ご家族をお見送り。長男はもっと遊びたいと涙。片付けもソコソコに、皆で昼寝。

妻も深酒、寝不足がたたったのか、夕刻に微熱。少し休みましょうとのサインだろう。私も本日は休肝。

それにしても、今日は異様に暖かかった。20℃近く。年の瀬って感じがしない。

火曜日

20101228

雨降る一日。朝から、忘年会@自宅に向けて料理の準備。昼過ぎ、昨日に引き続いて8kmのジョグ。

夕刻前、フォートワースのY先生家族が来宅。近所の体育館でバスケットボールをして汗を流す。大人2人 vs 子供5人の対決は、30 - 32 の接戦にて子供チームの勝利。

17:00過ぎに帰宅して、宴開始。テーマは『居酒屋』。もろきゅうに始まり、つくね、豚味噌焼き、フレンチフライ、唐揚げ、ポテトサラダ、マリネ、ほうれん草ゴマ和、春菊天 etc。シャンパンに始まり、ビール、ワイン、日本酒。

子供達は12:00過ぎまで、大人達は4:30まで。楽しい忘年会。Y先生ご家族、ありがとうございました m( _ _)m

月曜日

20101227

クリスマスから年末は呑み喰いが過ぎることは世の常である。

今日は、呑み喰いも控えめにし、3日間の怠惰の償いにもと、5mile(8km)ジョギング。

と言いつつ、明日の忘年会に向けて『何を食そう?、何を呑もう?」と買出しへ 苦笑

日曜日

20101226

今日は昼から近所のMさん宅にて手巻き寿司Party。

朝からスペアリブと錦糸卵(担当なので)を作る。3時間コトコト煮込んでスペアリブ完成。

お昼から、ビール、シャンパン、赤白ワインと、美味しいお刺身と手巻き寿司。いやぁ~、幸せ。

Mさん、Fさんありがとうございました m( _ _)m

18:00には就寝 Zzz

土曜日

20101225

Merry Christmas!



今年も無事、我が家にもサンタさんが来てくれた模様。







ありがとう、サンタさん。

金曜日

20101224

クリスマス・イブの本日、アメリカは祝日。

午前中に、休暇中に呑み喰いする食材をKrogerにて調達。

慣例化してきたクリスマス料理作り。私は今年もローストビーフとローストチキン。妻子はケーキ。








料理の完成して、かんぱ~い!







夕刻、次男坊が発熱してダウン。残念。薬を飲んで横になった後、ケーキを食べることが出来た。良かった。




『サンタさん、来てくれるかな?』とソワソワしながら、チビたちは就寝 Zzz

木曜日

20101223

何時になく早い仕事納め。大学も閑散としており、研究室には私以外、ボスと秘書さんしか来ていない。

まずは、デスクや実験台の掃除。次に、来年やるべき仕事リストを作成。今年のリストは粗100%(いやそれ以上かも)達成できた。

15:00過ぎ、ボスに挨拶をして、帰宅。アパートのジムで汗を流す。

さあ、明日から長い、長い休暇だ。

水曜日

20101222

今日は、Great dayだった。先月から始めたウェスタン(目的とするタンパク質分子を検出する実験方法の1つ)。試行錯誤を重ね、大方、我々の立てた仮説通りの結果が出ていたのだが、本日の結果は、これまで一番の出来(実験そのものが上手く入ったの意)であり、結果も我々の仮説を強く支持するものであった。先日得られたチャンピオンデータを上回るデータが得られた。早速、図表を作成し、論文完成。予定通り、ボスにクリスマスプレゼントとして送った。ボスも満面の笑で興奮していたのは言うまでもない。



っということで、今年中にやるべき仕事は終わってしまった。ボスも明日から休んで良いと言われたが、次の実験準備等もあるので、休んでもられない。そろそろ、論文査読が戻ってきそうだし。ということで、予定通り明日が仕事収め かな?

火曜日

20101221

今日も、昨日に引き続いて暖かい。というより蒸し暑いかも。ランニング姿の人もチラホラ… 昨年も同じ様な感じで、イブには(ダラスでは歴史的な)雪。今年はどうなることやら?

論文執筆に没頭。何となく完成してしまった。勢いは大切である。明日のウェスタンの結果如何だが、粗完成。ボスに出しても後回しは必死だけど、出さないともっと後回しになる可能性が大きいので、『クリスマスプレゼントです』って休みに入る前に提出しよう 笑

今年1年間で4編執筆(うち2編は日本で取得したデータ)。世の中には、もっと書いている先生も沢山いるが、(年間筆頭論文)自己ベストだけに、満足できる結果である。

論文は数では無い、という意見も勿論承知している。我々の書く論文は大抵IF(雑誌のスコア、テレビの視聴率みたいなもの)が3~4(視聴率10%程度?)と決して高くもない(かといって、決して程度が低い訳ではなく、平均、あるいは中央値である。また、IFは『雑誌』の客観的指標であって、個々の『論文』を評価しうる指標ではない)。たまに、高いのが狙えるとしても、5~6(良くて10視聴率20%程度)。いわゆるNature, Cell, ScienceというIFが20~30(視聴率30%超)という雑誌とは比べ物にならない。しかしである。それに拘って、論文業績が出ない(出せない)、ということは、死活問題である、というのが私の認識である。特に、テニュア(終身雇用)あるいはグラント(研究費)を取らなくてはならない、我らポスドク(博士後研究員)の身分においては尚更である。勿論、IFが20のような論文に量産する、量も質も高いのがベストであるが、私の分野では、それなりの雑誌(IF3~4)に量産する、というストラテジーは実現可能、かつ実行力のある選択肢なのである。

もちろん、更に上を目指す気持ちを捨てたわけではない。っが、来年がキャリアパスにおいて分岐点となる私にとっては、良き選択肢の1つを達成出来た、と考えている。

月曜日

20101220

短い冬に入ったダラスだったが、今日は、朝から妙に暖かい(20℃以上)。

昼からボスと現在執筆中の論文に関する打ち合わせ。っで、部屋に向かうと、誕生日のサプライズ! 内心気づいていたけど、やっぱり嬉しいものだ。来年は、逆に驚かそうと企んでいる。乞うご期待。

ケーキを頂いた後、ボスと私は30分程の打ち合わせ。コンセンサスが得られたので、とりあえず、残りの考察を仕上げて、今週中には完成させたい。ボスからは「(他の論文で渋滞しているから)急がなくて良いよ」と言われるが、私は私のペースで 苦笑

日曜日

20101219

昼食後、近所の公園へ。楽しく幸せな時間。




帰宅後、ジョギング、夕食(チキン、キッシュ)を済ませ、自宅から45分程北にあるPlanoにあるDeerfieldへ。





クリスマスのライトアップを住民達が力を入れている住宅街で、馬車に乗ったり、芋虫みたいなリムジンに乗ったりして、夜景を楽しむ。今夜は、クリスマス前の週末ということもあって、大渋滞。住民は大迷惑なんだろうな… きっとボランティアだろうし、電気代が半端なさそう(1000ドル以上は間違いなくかかるだろう)。実際、参加していない(ライトアップを全くしていない家も散見される)。

次男は、「Merry Christmas!」と車内から叫んでいる。10分近く叫んだ挙句、住宅街を出たとたんに爆睡(結局朝まで)…

土曜日

20101218



今年最後の補習校。次男は「お店屋さんごっこ」。沢山売って、沢山買った。まいどあり~





放課後に、長女、長男はソフト。私は、中高生に混じって硬球を使ってノック。ダイエットの甲斐もあって少しはカラダが動くようになってきたか。

帰宅時、「良いお年を」と声をかけられ、改めて年の瀬だと気付かされる。

金曜日

20101217

本日は、長男8回目、私34回目の誕生日。ありがとう。




今年は、自宅で。長男希望のピザ、フレンチフライ(フライドポテト)、チキン(ケンタッキー)と、カラダに良さそうなモノばかりで 苦笑

ケーキも手作り。アメリカではこれが一番美味しい。


木曜日

20101216

今日はラボのholiday party。11:00~、教員食堂でランチ。バッフェでお腹一杯。

12:00過ぎから、短いラボミーティング。来年1月から新しいメンバ、大学院生が加わる事が知らされる。彼はとても博識なので楽しみ。

12:30から、ラボ恒例のプレゼント交換。今年は7名の参加者(去年は5名)。ギフトカード、食器、クッキー、チョコレート等、バラエティに富んだプレゼント。私は、8種類のドライバーがセットになったライト機能付き工具をゲット。家に工具が全くなかったので、とてもラッキー。良いプレゼントをゲットできた。73歳のテクニシャンJに横取りされそうだったけど、『僕はこれがいいっ』っと譲らなかった 笑

今年の仕事も残りわずか。明日と来週は、今年最後のタンパク実験を行うことに。上手くいきますように。

ジョギング後、実兄宅と母を交えてスカイプ。その後、バージニア州のO先生に実験に関してスカイプ。ここ最近、O先生には無理を言って時間を割いて頂いている。感謝。有難うございます m( _ _)m 

水曜日

20101215

昨日に引き続いて新規論文執筆。75%完成。あと一歩。

ボスから、投稿済み論文の改訂原稿案が送られて来た。再度、ディスカッション。明日には、リバイス完了か。

昼前に、テクニシャンとタンパク実験。半分はOkay、というか完璧。っが、もう半分は、様々な問題があって、イマイチ。あ~だ、こ~だ考えて、ボスとテクニシャンと相談。結局、来週、再度、トライすることに。でも、論文図表に掲載可能な代表データは得ることが出来たので、あとは、サンプルサイズをあげて、統計学的検出パワーを上げるだけ。

ってな感じで、今日も充実。筋トレ&ジョグも好調。11月より始めたダイエット。1.5ヶ月で3kgの減量に成功。

火曜日

20101214

セカンド・プロジェクトの論文執筆。半分は完成。残りは、今年中に。とは言え、ボスは、投稿論文4報抱えており、春まではお預けの様相。それでも、渡米時に掲げた「2年(2010・2011年)で5報発行」に向けて、あと一歩(論文は4.5報書いたので)。本番(アメリカでのキャリア形成において)は、これからである。

明日、タンパク実験の3度目(の正直:修正に修正を重ねた本番とも言う)の結果が出る。如何に?! 

月曜日

20101213

日曜日の冷込みで、ちょっと喉が痛い。今年もあと少しなので、この時期にへたばっていられない。っと、出勤したら、テクニシャンMは流行性胃腸炎で休み 苦笑

帰宅後、喉も気にならない程度なので、筋トレ&ジョグ。12月に入ってから、ジョグのみならず、筋トレも少しずつ行っている。サーキット風に全身を2セット。筋肥大させる必要はないので、とりあえず、過負荷を。

下二人も、running nose(鼻水)。皆元気に、新年を迎えたいものである。現地校も補習校も今週で終わり。あと一息である。2週間強の冬休み、どう過ごそうかが目下の悩み。こんな寒い中、キャンプっていうのもね…

日曜日

20101212

冷込みが厳しい日曜日。家でダラダラ。

夕飯は、日本で流行っているという、トマト鍋。妻が、インターネットでレシピを確認後に調理。結果、良い意味で予想を裏切る旨さで、皆、びっくり。〆はパスタで。次回は、リゾットで。

この冬、我が家の食卓に登場する頻度が高そうだ。

土曜日

20101211

酷い二日酔い?の中、補習校に寄った後、帰宅。しばし仮眠。

昼過ぎに、こちらで自動車修理を行っているKさん宅へ。自動車を見てもらう。やはり、日本語で診断してもらうと、安心出来る。ベルト交換をして頂く。感謝。

長女は、補習校での子供達主催のクリスマスパーティに参加。夜は、プロフェッショナル仕事の流儀(イチロー編、渦中の海老蔵編 etc)を皆で鑑賞。

金曜日

20101210

朝10:00、前日診断をお願いしていた車を引き取りに。オイルプレッシャースイッチを交換する必要があったようだ。その他にも、色々と修繕した方が良い箇所を指摘される。これらは、追々直していくことに。とりあえず、大事に至らず良かった。

昼前にラボへ。少し仕事をして、ミーティング。現在、執筆中の論文について発表する。現在、遂行中のタンパク実験が終わり次第、投稿できそうだ。

14:00から、所属するデパートメントのParty。昨年同様、プレゼント交換を楽しむ。今年は、争奪合戦の様相で、私も3回争奪された。最終的には、狙ったプレゼント(BBQセット)をゲット。

19:00から、付属研究所で働くS先生、F先生、O先生と日本から短期滞在されているS先生と忘年会。2次会で不覚にも寝てしまったが、F先生宅で行われた3次会で復活。翌朝7:00まで。

木曜日

20101209

昨日、家路へと向かう途中、通勤車のエンジンオイル・ハザードランプが点灯し始めた。エンジンオイルは定期的に交換していたのだが、念のため、今朝、再度交換。

1.5年、この車に乗り続けているが、エンジン音もどこかオカシイ。何事も無く大学に到着したが、再度ランプが点灯。これは変だと、日本人で車修理を行っている方に電話で相談。どうやら良くない状況のようだ…

心ここにあらずの状態だったが、重要な結果が出る日だったので、仕事へ。結果はまずまず。前回の問題は解決され、結果も上々。もう少し、検討を加える必要がありそうだが、上向きと行ったところか。

夕刻、早めに帰宅。土曜日に日本人の修理工さんに見てもらう予定だったが、走行中、ランプが点灯しっぱなしで、いつエンジンが止まるかもしれないので、再度、修理会社へ(故障することなく帰宅できて良かった)。「今朝、エンジンオイルを交換したけど、やっぱり、どっかオカシイと思うんだけど」と再チェックをお願いする。10分くらいたっただろうか、「大丈夫だ。エンジンオイルのセンサーへつながる管を抜いといたから。もう点灯することないだろう」「…(何いってんだ、コイツ 怒り)。っで、それでOkayなの?」「ああ、俺は気にしないけどね」「はあぁ… 有難うございました」

今まで懇意にしてきたが、駄目だこりゃ、と思い、別のの修理工場へ。彼らは明日の朝まで時間をかけて診断してくれるそうな。良かった。エンジンがイカれていないことを祈る。

親知らずが治ったらと思ったら、今度は車。一難去ってまた一難。

水曜日

20101208

ようやく親知らずの痛みが消失。完全ではないけれど、気にならない程に。ちなみに親知らずは、wisdom tooth(teeth)。こんな役立たずな歯の何処がwisdomなんだろうか…

先日、査読結果が戻ってきた論文。リバイスについて、ボスと大ボスとディスカッション。まあ、大方、意見は一致したけれど、英語の微妙なニュアンス、その解釈は勉強になった。なるほど、Nativeはそう捉えるんだ、って感じに。何とか来週始めには改訂版が投稿できそう。クリスマス休暇に入る前にという事らしい。ボスの仕事、早い時は早いようで…

夕刻、バスケをしている長女を迎えに行くと、コーチが「Hanaはとってもよくやってる!是非、上のクラスでやらないか?」と上級クラスへの誘いを受けた。確かに、最近、上達したなぁと客観的に思っていたけれど。我が子ながら凄い。バスケでインターハイ・国体選手の妻の血だな、きっと。





火曜日

20101207

ようやく口が開くようになり、話したり、食べたりすることが億劫でなくなってきた。っが、やはり未だ痛むので、本日も自宅待機。

渡米前に親知らずを抜こうなんていう考えは微塵もなかった。そんな余裕なかった。次の疼きまで、どれくらい時間があるだろうか…

夕刻にはジョグも再開できた。良い兆し。

月曜日

20101206

痛みで何にも集中出来無いので、仕事は休むことに。

おそらく、一過性のものだろうから、耐え忍ぶしかない。アメリカ歯科医療費は半端なく高額なので…

日曜日

20101205

金曜日あたりから親知らずが痛い。1年に1回くらいの頻度で痛くなるが、今回はいつもより酷い… 疲れているから、と思いたいけど。

そんなこんなで、何にもやる気がしない。クリスマスの飾り付けを少し手伝ったけど。

はぁ~ 痛い…

土曜日

20101204

本日、補習校ではバザーが開催され、妻はその手伝い。三男と二人でお留守番。

皆の帰宅後、長女のクラスメイトのお宅へお呼ばれ。旦那様はヒューストン出身で、日本滞在経験もあり流暢な日本語を話される。美味しいお料理とお酒、楽しい話をして午前様。

金曜日

20101203

今朝は大嫌いなJournal club。論文の内容ではなく、未だNativeのディスカッションに付いていくことは容易ではないため、お手上げ。この会で唯一まともな意見を言うDr.Cに「Masaki,起きてるかい?!」って言われてしまった 苦笑 勿論寝てない。だた、論文が単一グループによる、つまらない内容だったから。いつもは温厚なDr.Cが「何でこんな論文が掲載されるんだ?」って言うほどだから… 大賛成

さて、こちらにきて確信したことだが、科学論文の査読システムには些か、いや多分に改善すべき点がある。こちらで仕事をするようになって分かったのだが、(あるローカルな分野での)著名な研究者の論文はその仲間内が査読する確率がかなり高い。その確率は驚く程である。というのも投稿先の雑誌のEditorも仲間だからである。結局、Editorと仲間であるか?がその論文の採択を決定する1つの要因となりうるのだ。トドの詰まり、「コネ」である。表面的な印象に反して保守的な此処アメリカではコネが日本よりも重要なように思われる。また、アメリカ研究において、日本以上に死活問題であるグラント(研究費)の取得もコネが重要である。グラントの査読も仲間内でされるため、日頃から論文査読でお世話になる仲間内で「仲良く」していることが重要なのだ。正直、私はそういうことが「大」が100回付くくらい「大嫌い」な非社会的な人間なので、僕はアメリカ(日本でも)では生きていくことが出来無いであろう。出世できないであろう。

なんだか、そんな世界で仕事していることが嫌になった。そんな矢先、こちらで行った論文査読が返ってきた。Editor、あるいはReviewerがボスの仲間であろうから、何とかReject(掲載却下)は逃れた。仮に、私単独で出していたら、即、却下であろう。はあ… 私の研究者としてのキャリアの中において、この論文に費やした時間と苦労は決して少なくない。っが、こんなに愛着が湧かない論文も初めてである。正直、どうでも良いとすら思ってしまう。


木曜日

20101202

ダメ押しの生理実験成功で、このパート終了。残すはウェスタン。テクニシャンと意気揚々と最終作業を行うが… 前回上手くいったはずなのに、今回は全く駄目… 原因もわからず。とりあえず、来週再挑戦することに。並行して論文も書き始めよう。

午後、給与のことでボスとアレコレ話す。今までは、自分の給与は日本の研究費から支払っていたけど、11月からはボスのグラント(研究費)で雇ってもらうことになる。今まで、(形式上)6セント/月で働いていたんだから、倍増してくれても良いのに 苦笑

給与ついでに、奨学金の返還についても色々と手続きをしなくてはならない事を思い出す。お金を借りていた身分でこんなこと言ってはいけないが、手続きが非常に煩雑で面倒… 仕事それ自体や日常生活は充実しているのだが、それ以外の面でとても疲弊する。そんな時は、母なる大地の写真を見ながら…


水曜日

20101201



日本では師走。アメリカはサンクスギビング休暇とクリスマス休暇の間で、何だかノンビリモード。ボスは病欠。案の定、同僚ポスドクは早退… 幼稚だ。

一方、私は、今月(今年中)に現在のプロジェクトを何とか論文としてまとめるべく、躍起である。今日も生理実験×2が成功し、生理実験は終了。あとは明日のウェスタンの結果次第。緊張感を切らさず、邁進。

ジョギングもようやく大阪時分のペースを取り戻してきた。あとは距離を伸ばしていこう。