金曜日

20111202

昨夜仕入れた情報を元に、朝一で、L先生が見つけたバグの修正。上手く行った。

IEEMで抄読会。とても有意義な時間であった。本日は、日本人O先生の発表。私と違って、スラスラと発表されていて、流石。見習わなければ。一方、紹介された論文(O先生が書かれている訳ではなく、当該分野における最新研究成果)そのものは突っ込みどころ満載で、教育材料としては最高。O先生もこの点を強調されていた。しかしながら、論文としては、大きなメッセージがなくイマイチ。方法論がボロボロだから、結論に何の深みもない。

昼のラボミーティングは、グラントを中心に、今後の研究室の展開について。聞いているだけで、ワクワクした。何て幸せな職場にいるんだろう。感謝しながら、自分の出来ることを確実に。

夕刻から、ファカルティクラブでHappy hour。先月、皆で取り組んだCPRIT(学内共同研究グラント)の慰労会。色々と雑学を仕入れる事ができて面白かった。

帰宅後、長女の体調も戻ったようで何より。私は熱は下がったけど、今度は咳。ジョギングを回避して、Iichiko 笑

個人的意見の備忘録。物事に一生懸命取り組むことは、様々な事柄において、重要な基本姿勢である事は言うまでもない。しかしである。事、仕事(プロフェッショナル)の場面においては少し印象が異なる。誤解を招くことを恐れず書けば、仕事には一生懸命に取り組む姿勢は不要であると考える。いや、より正確には、仕事において一生懸命取り組むことは、至極当然の事であり、それ自体には重きが無い。仕事は、成果が重要なのだ。良い例がある。元高校球児として、高校野球は今でも大好きである。あの一生懸命さと『未熟な技術』のギャップに人々(勿論、私もそのひとり)は心打たれる。一方のプロ野球。私個人としては、プロ野球に、一生懸命さなんて、見たくない。不要だ。プロフェッショナルらしく、観客を魅了するボールを投げ込み、その投球を華麗に打ち返し、あるいは、その打球を華麗に捕球する。当然であろう。なぜならば、プロ野球選手は、高校球児が行っているそれの数千倍、数万倍、いやそれ以上の一生懸命に野球に取り組んでいるからである。比べることすら、烏滸がましい程に。そして、その一生懸命さは、他人に見せる必要もない。プレー、結果こそがすべてなのだ。そんな事をふと、思った。

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