日曜日

20090607

日曜日、9:00起床。嬉しい。

朝食後、なぜか無性に泳ぎたくなり、プールへ。南中には程遠く、風も若干吹いている。案の定誰もない。決して水泳用ではないアパートのプール(全長15mほど)で周りを気にせずに、「マジメに泳ぐ」には好都合である。20分ほど泳ぐことができた。満足。

シャワーを浴びて、近所の湖へドライブ。湖畔でのんびり日光浴をするつもりだったが、入口には柵が… どうやらこの湖。僕が思っていたような湖ではないらしい… 鉄塔が乱立しており、奥に、発電所らしきものが見える。残念。

気を取り直して、近所にあるGrapevine Mills(巨大なショッピングモール)へ初めて足を運ぶ。でかい。この一言に尽きる。特に何かを買う目的があったわけではなく、モール内を1時間ほどウインドウショッピング。流石に疲れてきたので、食材の買出しへと車に戻ろうとした。が、中々自分が止めたはずの駐車場まで辿り着けない。この年で、迷子になってしまったようだ… 冷静になって記憶を呼び起こす。20分後、無事に車へと辿り着くことができた 苦笑



日本刀、着物、兜などが置いてある、ネイミングが不思議なお店。



ワニまでいる。



H Mart(日本食が売っている)で買出しを終え、帰宅。ビールで喉を潤し、しばし転寝。朝から動きっぱなしで、疲れていたようだ。



今夜は、ガーリック炒飯、具だくさんのポテトサラダ(ポテト、ニンジン、赤玉ねぎ、キュウリ、レタス、ゆで卵、ベーコンチップ)、味噌汁(残念ながら、インスタント。流石に1人前の味噌汁を作るのは非効率なので)

土曜日

20090606

目覚ましの設定が間違っており、せっかくの土曜日なのに6:00起床。二度寝もできず、ウダウダする。

朝食後、銀行に行ったり(土曜も窓口が空いているのは便利。日本も見習うべき)、生活セットアップの事務手続をこなす。

午後からは、先月末からフォートワースで働くこととなったY先生宅に伺う。自宅から50分程のドライブ。カーナビ代りに自分で書いたメモをステアリングと共に握りしめて、迷うことなく、無事、到着できた。こちらに来て初めての遠出。

お互いに渡米後、間もないので、生活セットアップに関する事や近況等をお話する。Y先生は奥様とお子様同伴で米国入りされている。家族が恋しい僕にとって、子供と遊ぶことができ心が満たされた。ありがとう、S君、T君。今度は思う存分、サッカーしよう!また、夕食までご一緒させて頂いた。御馳走様でした m( _ _)m



テキサスビーフをチョイス。こちらに来て初めてのSteak。美味しゅうございました。

金曜日

20090605

本日、渡米して丸1ヵ月。無事、健康に過ごせた事に感謝。

1ヵ月の総括を簡潔に。

衣:なんかしら衣服を身につけておけば良い(=誰も格好など気にしてない)というレベルなので、全く問題ない。当面、服を買う必要はないだろう。強いて言えば、ユニクロがダラスに進出してくれることを願う 笑

食:100点満点である。唯一の課題はワインの消費を抑えること…

住:良いアパートを見つけることが出来た。アパートの設備・イベントをフルに活用して元を取ろう。

仕事:ボス曰く「よくやってる。問題ないよ。まだ1か月だろ? これからだよっ」。有難いお言葉。でも、自己評価は赤点、「不可」である。今日は、正直、落ち込んだ、凹んだ…。日米の研究スタイルの違いに順応していかなくてはならない。加えて、下記の英語の問題も含め、コミュニケーション能力を向上させなくてはならない。

英語:「聞き取る」は、徐々にではあるが、向上している実感がある。しかしながら、「話す」は、目も当てられない。むしろ後退している気さえする。でも、ここで塞込んではいけない(今日、凹んだ原因だと考えれれるから)。僕には失うものなどないはず。ぶち当たっていくしかない。

総括:見た目に反してストレスに弱い自に分は、正直、単身での渡米は至極不安であった。が、意外にも、それほどストレスを感じずに、逆にトラブルさえも楽しめている。きっと大阪で過ごしたの3年間が、知らぬ間に自分を成長させてくれていたんだと思う。支えてくれた先生方、友人、そして家族に改めて感謝。

ということで、気分転換に、いつも通り10kmジョギング。今日はいつもよりハイペースで45分(目指すはホノルルマラソン)。運動によって得られる爽快感は格別だ。少なくとも走っている最中は「無心」になれるから。



今夜はサラダ(サルサソールとベーコン)、(アメリカンな)インスタント焼きそば(手抜き用)、IPA(SUMMIT、以前のIPAと比較するとクセが強いかな?)。

木曜日

20090604

今日も、朝から実験。麻酔器が新しく来たので、そのセットアップもしなくてはならない。日本で扱っていたものと仕様が異なるので、少々手こずった。ポスドクMの実験なのだが、手術の一部を任せてくれた。興味津津でジロジロと見られやりにくかった… でも、「その方法はCoolだわっ! 明日、やってみるっ!」って、言ってくれた。良かった、良かった。僕の分担部分は無事終了。でも、麻酔器のセットアップが万全ではなく、トラブル発生。なんとか、回避する。僕には、問題点がわかっているのだが、皆はあ~でない、こ~でもないと言っている。埒が明きそうもないので、問題点を指摘するが、理解してもらえず、なんとか、身振り手振りで解決。早く英語で伝えられるようになりたい… 

午後は、実験の練習をして良いと、許可をもらったので、僕に与えられている実験の準備に取り掛かる。っが、手術台が高すぎてやりにくいし、精密器具が精密ではないし、明かりが足りないし、と勝手が異なるので、いつもの倍以上の時間がかかってしまった。上手くいったとは言えないが、それなりに成功した。しかし、時すでに遅し。皆、帰宅していた… 1人くらい、興味をもって残ってくれているだろうと思っていたのだか… 残念。

気づけば18:00。最長不倒である。自分のラボどころか、隣のラボにも人影がない。こんな時間まで大学に居てはいけないということだろう。駐車場もガラガラだし。

大学に車で通い始めて3週間が経つが、方向指示器を出さない車にはなれた。というか、まともに方向指示器を出す車の方が圧倒的に少ない。それをよりも厄介なのは、方向指示器を出しっぱなしで走っている車だ。平気で数キロ区間を同じ車線で走っている。不思議だ…(というか、マジで迷惑)。



流石に疲れたので、今日は外食しようという思いが一瞬よぎったが、直帰する。自炊(調理)がストレス解消になっているのかもしれないと、ニンニクを微塵切りしながら、思った。



サラダ、ガーリックトマトソースのペンネ。

水曜日

20090603

今日は、午前中に実験室の点検があり、午前中は実験できない。しかし、点検が早く終わったので、昼前から、大学生Bの補佐役として、大学院生Aの実験プレパレーション手術を行う(当の大学院生Aは他の先生とランチ…イラッ×1)。大学生Bは、2回目の手術ということで意気込んでいるが、僕にとっては、退屈以外、何ものでもない。正直、なんで僕がこんなことしなくちゃいけないの?って思ってしまった(イラッ×2)。自分1人で行えば、40分もかからない手術に、2時間も付き合わされた(イラッ×3)。大学生B:「時間がはかかってしまったけど、よく出来た」って自画自賛している。「そうだね。2回目でこれだけできるんだから、Bはきっと良い外科医になれると思うよっ」と褒めておきました… はぁ~…。こちらにきて初めてイラついてしまった。僕が実験室に慣れるための配慮であることは理解してしているのだけど。深く反省。(本当はネガティブな事はあまり書きたくないけど、消すのも勿体ないので、備忘録として掲載させてもらいます)。

午後からは、ボスと税金関連でのトラブルを解消するため、2人でOfficeへ行く。久し振りにボスと2人きりで話すことができた。研究の事、プライベートな事。色々とじっくり話すことができ、多少ストレスも解消できた。感謝。それにしても、日本語でも税金関連の話はややこしいのに(少なくとも僕は苦手である)、英語でとなると、ほとんど「?」である。一応、事前に自分でも調べているつもりだが、込み入ってくると皆目見当がつかない。日頃、見慣れない、聞きなれない単語ばかりだ。お手上げ。

帰りに、アパートの対面にあるガソリンスタンド兼コンビニで、ちょいと買い物をする。ここの定員はアジア系が多いことには気づいていたのだが、支払のためにカードを渡して、レシートを受け取る際に「ドウモアリガトウゴザイマシタ」と片言の日本語で話してくるではないかっ! どうやらカードの名前を見て、日本人であると判断したようだ。彼は韓国人で、名前はキン(キム?)。昼は、近くの寿司屋でカルフォルニアロールを作っていて、午後はこのコンビニで働いているらしい。僕と同じく片言の英語を話すので、親近感がわく(笑)。ワインを購入したのだが、ワインオープナーをサービスしてくれた(箱が壊れていたからだけどね)。この店に来る楽しみができた。

今夜は、サラダと野菜盛り沢山(ネギ、玉ねぎ、にんにく)の「辛ラーメン」。大阪で出会ったこの「辛ラーメン」。こちらの韓国系スーパーマーケットやコンビニにも置いてある。少なくとも日清のカップラーメンよりもよく見かける。辛いのが苦手ではない方、1度お試しあれ。



ちなみにこれが、キッチン。広いので、料理がしやすいです。



ちなみにこれが、O先生から譲っていただいた愛車Echo(ガレージ前にて)。

火曜日

20090602

今日も昨日と同じ実験。昨日の問題が1つ解決できて一歩前進。僕の助言が実ったようだ。良かった、良かった。

実験中、日焼けで顔や腕の皮がむけて酷い状態になっている僕を見て、ボスが「どうしたんだい?」。僕:「実は、週末にフロリダのマイアミビーチで遊んできたんだっ!」ラボにいた総勢5名が「っえ、マジでぇ~~」と目を万丸にして驚いている。してやったり! 僕:「冗談だよ! アパートのプールサイドだよ!」一同、大爆笑。ボスが「記念すべき初のアメリカンジョークだっ!」って喜んでくれた。今日一番(いや、このラボに来て一番かも?!)のGood jobであった。

それにしても、このアメリカは(あるいはこの研究室だけかもしれないけど)、分業制に徹している。たとえ自分が出来ることでも、他人に任せる。前の職場では、すべて自分で行う(実際は、ダブルK先生に頼りっぱなしでしたが・・・)のがポリシーだったので、真逆である。ネットワークプリンターのセットアップも自分達ではやろうとせずに、大学にいる職員を呼んでいた。結局、その職員もサラッとチェックしただけで、「また今度っ」て帰ってしまうではないか… よほど、セキュリティ等も問題でセットアップが煩雑なのかと思いきや、パソコンやネットワークに詳しくない僕でも出来てしまう程度である。まあ、この辺りも、上手に付き合い方、対処の仕方を考えて行かなければならないであろう。

本日も皆さん16:00過ぎには帰宅した模様… 僕も帰ってよいのかな?



今夜は(先日作った)カレー、サラダ。

月曜日

20090601

さあ、月曜日&月始め。感謝の気持ちを忘れずに「頑張ろう」ではなく「頑張らせて頂こう」、この1週間。

今日も、朝からポスドクMと一緒に実験を行う。まあ、それなりに上手くいったり、いかなかったり。新しいシステムなので、お互いに試行錯誤しながら実験を進める。実験が終わった後、ポスドクMに本音をぶっちゃける。「この(実験上の)問題は***で解決できるはずだけど、何で(この研究室では)そのように対処しないのか?」とか、「道具立てはすべて揃っているので、早く自分の実験がしたくてしょうがない」とか… 拙い(本当に拙い…。僕のこの英会話能力、どにかしてほしい)英語でも、真直ぐな思いが伝わったのか、ポスドクMも納得してくれて、ボスに直談判してくれることに。っと、運が良い事に、ちょうど、ボスが実験室に入ってくる。まあ、思いは伝わった(正確には伝えてくれた)はず。次週以降に乞うご期待。

難しい話ばかりしていても良くないと感じたので、先週の学会へと話題を振る(よくやったぞ、自分!)。「日本人研究者達とと楽しい時間を過ごせた」と楽しそうに話してくれた。ちぇっ、自腹でも行けば良かった…

帰路、ガソリンが少なかったので、高速出口のガススタンドで給油。9.3ガロン(35リットル)で、$22.82(2200円)。62円/リットル。今回の給油で判明した燃費は13.8km/L(300マイル)。1週間ぶりの給油なので、1か月$100か。想定内である。さすが、Toyota Echo(日本名はPlatz)。




今夜は、パスタ(ガーリックトマト)、サラダ。