金曜日

20100625

大御所Dr.Mが本日より長い休暇(12月まで)に入るため、ポスドク2人は進捗状況を話すことに。朝から準備を始め、今後の事も含めて資料を作る。

時間に制限があったため、1人15分程で簡潔に。私の発表に対しては、前回指摘されなかった点が明るみになったり、新しい分析方法が採用になったりそれなりに収穫があった。同僚Mも、チャレンジングな実験で、2年もの月日を費やしているものの、結果にインパクトは欠けて残念。折角ここまでやったのだから、もう少しアイデアが必要な気がする。今度提案してみよう。きっと却下されるけれど。

僕は、今後の実験計画に関する資料を作っており、その旨を伝えていた。しかしながら、Dr.Mの退席後は、ボスによる『楽しい』話ばかり。サイエンスの話がない。話があると伝えたのに、「時間がない。来週にしよう。」とくだらない話をしている。しびれをきらして、「そんな話をする時間があったら、僕は次の実験のための話がしたい。そのための集まりではないのか?」と提案した。採用をされたものの、ボスは話を折るなよ、的な雰囲気。内容に自信があったし、重要な事だったので、結果オーライだったのだが。

う~ん。ボスとは、サイエンス(すなわち、仕事)に対する基本姿勢に隔たりがあるようだ。人間的には素晴らしいのだけどね… こういった話はアメリカ研究留学に特化した話ではなく、何処にでもある一般的な話ではあるけれど。

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