月曜日

20100208

週明け。三男坊の様子は一向に良くならない。「痛い」「ママぁー」を断続的に繰り返す。熱も下がらない。

流石にTyrenol(鎮痛薬バファリンみたいな薬。医者に行く前に、数日Tyrenolを服用させて様子を見るのがこちらでは一般的)だけでは、対処できないので、Home Doctorへ朝一で予約を取る(予約を取らないと診てくれない)。X-ray(レントゲン)や尿検査をしても、異常なし。医師も「もう一日Tyrenolで様子見ようか…」と言い出した。流石に、三日間も同じ状態を放っておけない。医師に告げると、同意してくれた。っで勤務先大学の付属のEmergency hospitalへ行くことに。

Emergency(と言っても、日本でいう一般外来に近い。が、院内は日本でも人気の医療ドラマそのモノである)で再検査が始まる。問診と触診の結果、「症状から考えられるのは、inter****ceptioだと思う」という。一応、医学研究の一端に従事しているが、流石に分からない。おそらく聞いた事もないだろうし、万が一知っていたとしても聞き取れないだろう。ただ、腸の病気である可能性が高いこと。乳幼児に起こりやすい病気であること。比較的簡易な手術で治療が可能であるということは分かった。っということで、再びX-rayを撮影(っとここで私は小学生組を迎えにいかなくてはならないため、次男と一旦病院を離れた)。

小学生組をPick upして、再び病院へ。病室へ入ると三男坊は心電図や酸素飽和度のモニターが装着され、点滴を受けていた。どうやら、既に、手術が終わったらしく、その説明を受けていたところであった(この時初めて、通訳が入る)。病名はIntussusception。日本語では腸重積症というらしい。初めて聞く病気であった(小腸が大腸の中に入り込んで(逆蠕動)して腸閉塞を発症する病気。主に0~2歳ぐらいの乳幼児に見られる Wikipediaより)。手術は、肛門から空気を送り込んで整腹するという方法が取られた模様で、開腹することなく済んだ(もう少し、診察が遅れていたら開腹手術にっていたかもしれない 汗)。この病気は再発の可能性が10~20%ある為、経過観察の為、入院が必要とのこと。ということで、妻が付添い、私と上三人は帰宅。

異国にて初めて、子供の手術と入院を経験。過ぎてしまえば…であるが、皆、終日顔が引きつっていたことは言うまでもない。

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