金曜日

20100430

本日も実験が不成功に終わる…

明日より3週間のバケーションに入るDr.Mより、「(学会で)Rusty(錆びついちゃったな)?」って言われてしまった 苦笑

木曜日

20100429

学会を満喫したお陰で、ペーパーワークが山積み。優先順序をあれこれ考えながら実験していたら失敗してしまった。反省。スタートダッシュ失敗。お陰でペーパワークが出来たけど…

ボスは学会後、オースティン、デンマークへ出張で2週間いない。こういう時、同僚ポスドクMは仕事に来ない。ボスが休みの時にシンクロしてよく休むポスドクM。1年経って色々と分かってきた。切磋琢磨できる同僚がほしい。愚痴。

いよいよ暑くなってきた。既に30℃越え。日本はGW。羨ましい。

水曜日

20100428

ホテルをチェックアウトして学会会場へ。V大学のO先生と色々と貴重な話を聞くことが出来た。

昼過ぎの飛行機を予約していたのだが、少し早めに空港に到着。運良く、前便に乗ることが出来た。しかもファーストクラス。

久し振りのダラス。この地に降り立ってもうすぐ1年。今となっては自分の住む街。帰って来たんだ、と思った。

さあ、明日より。実験再開。学会で得たエネルギーを爆発させよう。

火曜日

20100427

お昼前から、T大学のK先生と、K大学のH先生の大学院生と、H大学のM先生の大学院生と一緒にレンタカーを
して、付近をドライブ。ひとまず、ハリウッドへ向かう。



               チャイニーズシアター。



               偶然にもオバマ大統領にも会えることが出来た。



トム・ハンクス。その他にも名だたるスター達の手型と足形に、自分の手足を当てたことは言わずもがな。



               有名なハリウッドのサインをバックに。

昼食後、この界隈で最大級のモールへ。私は、ウインドウショッピングとカフェを回る。

カルフォルニアと言えば、海。ダラスには海が無いので、海が観たくなり、ロングビーチへ。



昔活躍した、豪華客船セント・メリー号(今はホテル兼レストラン)のデッキから。残念ながら綺麗なサンセットを拝むことはできず。

月曜日

20100426

今日は発表もなく、日本人を見つけては、お互いの近況を話しあう。

午後には、非常に魅力的な話を聞く事ができ、研究欲が刺激された。これだけでも学会に来た価値はある。

夜は、ボスと日本人研究者で食事会。日本人4人に対して、ボス1人という完全アウェーだが、ボスのマシンガントークは健在。流石。

ホテルに戻って、ブログを書いていると、ボスの友人2人が部屋を訪ねてきて、談笑。ボスが、明日朝早く出発なので、早めの就寝。といっても24:00をまわってるけど。

日曜日

20100425

昨夜遅く(23:30)にボスがカリフォルニアに到着。ホテルをシェアしてもらっているので、しばし歓談後に就寝。私がベッドで、ボスがソファーで寝ることに。日本だったらあり得ない。ボスのパーソナリティには頭が上がらない。

6:00に起床。ホテルで軽い朝食を取り、学会会場へ。

今まで国際学会に発表することは、正直、苦手であった。発表には問題はないが、質疑応答がまともに(思うように)できないからである。同時にそれが、コンプレックスでもあったことは言うまでもない。留学して1年が経とうとしている今。ヒアリングが向上し、下手な英語でも喋ることが出来るので(笑←でもこれ重要)、質疑応答はかなり改善された。


会場では、近しい分野の研究者(日本人を含む)と色々な話ができた。

夜は、敢えてチャレンジとして、日本人がいない、米国人だけの食事会に参加。流石に、ついていけなかったが、雰囲気が掴めたのは収穫。



                  学会会場にて

2次会はパスして、大学の研究室の先輩H先生と合流して、2人で談笑。24:00過ぎにホテルへ戻ると、ボスが中の良い研究者達とディベイト(討論)中であった。お酒もはいっており、異様な盛り上がりをみせ、ベッドに入ったのは2:30過ぎ。中身が濃く、充実した1日であった。



             ディズニーワールドの花火

土曜日

20100424

5:30に起床して、雨が降りしきる中、6:00に自宅を出て空港へ。15分。

7:40の予約した便にチェックインしようとカウンターに行くと「このチケットまだ支払いが済んでないわね。責任者(ラボの秘書)に電話するか、あなたが$2000払うか、どちらかしないとオレンジカウンティには行けないわね」と言われてしまう。とほほ。予約の時には$200弱だった記憶があり、何度も聞いたけど$2000。正規の値段ってこんなもんだと諦めた。意外と冷静だった。しょうがないので、ボスの自宅に電話。「困ったね。なんとかするよ」と頼もしい返事。数分後、今度はラボの秘書さんから「大丈夫。乗れるはずだよ」っと電話。が、時すでに遅し。次の便に変更してもらった。

飛行機内は学会関係者が多いらしく、隣りのおじさん(といっても著名な研究者かもしれない)と談笑。時間がつぶれた。無事に3時間のフライトでオレンジカウンティに到着。空港からホテルまではタクシーで15分程。10:30だったので、駄目もとでチェックインを試みたけど、すんなりOkayしてもらえた。

学会会場に足を運ぶが、本日は初日ということもあって、プログラムも少ない。よって、人も少ない。知り合いの日本人を探すが見つからない。ハンティングに失敗。途方に暮れていると、ふと、松井秀喜選手の属するエンゼルスvsヤンキース戦がday gameで行われることを思い出した。経費削減、徒歩にて球場へ。30分。意外と遠かった。


            学会会場


            球場へ向かう道中

ヤンキース戦ということで満員御礼らしい。球場周辺のダフ屋のおっさんには「チケットは全部売り切れちまったから、ここで買わないとはいれないぜぇ~」と半ば脅される。(おそらく)そんなはずはない。案の定、それなりにチケットは残っていた。ちょっと贅沢をしてバックネット裏の席。1人様ならではの選択である。昼間っから、青空の下でビール片手に野球観戦。最高である。





       最終打席ヒットを打った後、引き上げる松井選手。




              ジータ。かっこいい。


              Aロッド。貫禄。


              ペティット。

ちなみに、このジータとAロッドが打席に入ると凄いブーイング。エンゼルスのホームなのだが、流石はヤンキース。ピンストライプのユニホームを着たファンも散見された。


興奮するヤンキースファンを抑え込むエンゼルスファン。アメリカ人は、老若男女問わず、野球を楽しく見る術を心得ている。


              赤に染まった観客席


              観客数クイズ
   
試合の方は、1-7でヤンキースの勝利。ヤンキースのペティット投手が好投。エンゼルス打線は繋がりをみせることなく1点しか上げられなかった。そんな中、4番DHの松井選手は4打数2安打。地元ファンからの歓声はチームでも一番であった。日本人として誇らしかった。

さあ、明日からは学会本番。とりあえず明日の発表頑張ろう。