朝イチ、日本の大学に提出する書類の最終版を完成させる。あとは会議の結果を待つのみ。
7月に提出したNIH大型研究費。政府閉鎖で、10月の審査が、今週月曜日に約2ヶ月ずれ込んで行われた。今朝、その結果を知らせるメールが届く。正直、自信もなく、確認のためにサイトへ行くことも憚られた。意を決して、ログイン。見慣れた“Not
Discussed“が見つからない。スコアを確認すると、Impact
score: 35; Percentile 11という数字が飛び込み、思わずガッツポーズ
w これはファンドさせる確率の高い数字であり、2020年に採択された自信初のNIH大型研究費とほぼ同じスコア。スコアが付くだけでも御の字と思っていたので、逆に驚いて何度も確認… 従来、足切り(Not
Discussed)は50%であるが、政府閉鎖の影響で、今回は35%が足切りライン。すなわち従来よりも審査が厳しくなっていたのだ。しかも昨年7月にNIHが声明を出し、よりヒトの健康増進に寄与する研究を評価し、動物実験を軸にした申請課題への評価が相対的に下がる可能性があった。このように、正直、期待していなかった、というのが本音。
このプロジェクトを始めたのが2021年。パンデミック中に予備データを集めて臨んだ2023年10月の最初の申請は、スコアも悪く、当然ながらNot
Discussed。コメントも辛辣で、落胆。リバイスしてもスコアが改善されないと思い、思い切ってコンセプトを抜本的に変え、予備データを取り直し、2024年10月に新規として2度目の挑戦。審査の結果、スコアは劇的に改善されたが、再びNot
Discussed。1つ目の大型研究費の残額を目一杯使って、2人のポスドクに無理を言って、査読者からのコメントにアドレスするために、数多の実験を行ってもらい、2025年7月、満を持して、リバイスで申請… これがこのプロジェクトの履歴まとめ。
興奮を沈めて、申請書の共同研究者3人とポスドク2人にメールで周知。ボスからは祝福の電話を頂く。自由に研究させてくれるボスには感謝しかない。また一緒に予備実験を行ってくれたポスドク2人にも感謝を伝える。
しかしながら、11
percentileだからと言って、確実に採択されるわけではない。正式な通知は2ヶ月半後の3月末から4月初頃。それまでは、予定していた学内グラントと6月に申請予定の別のNIH大型研究費に没頭せねば。手綱は未だ緩めることはできない。
夕方、お袋に一日遅れで、誕生日お祝いの電話。
帰宅すると妻がお祝いのシャンパンを用意してくれていた。感謝。夕食食べながら、珍しく私の仕事の話をしながら。
夕食後、ウォーキング4.5マイル。次男のリクエストで、妻とボーイズはクレープを食べにK-Townへ。
就寝前にスコッチのハイボールを一杯飲んで、興奮を沈めて就寝。この年になって、仕事でこれだけ一喜一憂できることは幸せの極みである、とふと考えた。


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