先週のHypertension誌の受理を受け、2020年6月から2025年5月まで支給されていたNIH大型研究費(R01)に関連する一連の研究は一旦終了。当初から予定していた通り、Hypertension誌に発表した3報を中心に総説論文を執筆することに。今朝は、論文のコンセプトとなる図のドラフトを作成し、筆頭著者になる元インストラクタRに送付。
11時から大学院生KとのStudent
Advisor meeting。春学期の履修とQualifying
Examに関して30分程。彼女はいわゆる社会人入学の大学院生(Flex
Program)で、働きながら博士号を取得するのだが、ストレートに上がってきた若い大学院生とは違い、やっぱり色々な面でマチュアしており、ミーティングもスムーズ。
ポスドクAYが提出していた申請書(さきがけ)のコメントが戻ってきた。核心をついたコメントで、次の申請への良い指針になりそうだ。私には直接関係ないが、とても勉強になる。
助教Hから、明日までに申請書に関連する追加のサポート書類が必要とのことで、作成にとりかかる。その時、現在、NIHへ申請している研究費の情報が必要だったので、サイトを開くと、6月に提出した自身のグラントが非採択(Not
discussed)だったことを知る(正式通知は未だ)。
昨年の申請で11パーセンタイルを獲得した申請書で、年明けには採択確実と糠喜びしていたが、未だ最終結果は通達されていない状態。NIHのProgram
Officerから進言されて、同じStudy
sectionへA0(新規、NIHでは1回しかリバイスできないので)申請したが、何故か違うStudy
sectionにアサインされ、抗議も実らず、新しいStudy
sectionで審査を受けることに。それが原因ではないかもしれないが、結果としてはNot
discussed。アサインされたStudy
sectionは高血圧や糖尿病に関するSpecial
Emphasis Panelだったのだが、おそらく競争力の高い申請書が集まるだろうと予想され、なんとなく厳しいとは予感していたのだが…
11 percentileを獲得して採択されなかった時程の落胆はなく、意外と素直に受け止める事ができたので、とりあえず方方に連絡。励ましの言葉を頂く。
以前までなら、落胆し、お酒呑んで気晴らししたのだろうが、比較的冷静に次の作戦を考える自分に驚いた。やはり経験は大事。
帰宅し、夕食を食べ、いつも通りウォーキング4.5マイル。次の戦略を考えながら。とは言え、やはりショックはショックで、気持ちは落ちる。
世界中から猛者たちが集まるここ米国で、莫大な研究資金を獲得し続け、医学研究を継続して行う、ということは、至極、困難なことである事を再認識。同時に、私のような凡人が、そこに挑戦出来る立場にいること自体が奇跡なのである。研究は楽しいし、未だまだ検証したい仮説は沢山ある。メンタルは折れていない。長く険しい道になる覚悟で、この高い壁に挑戦し続けようと思う。
“難しく考え出すと
結局全てが嫌になって
そっとそっと
逃げ出したくなるけど
高ければ高い壁の方が
登った時気持ちいいもんな
まだ限界だなんて認めちゃいないさ”
from 終わりなき旅 by Mr. Children















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