火曜日

20261027

朝は、先月行われた学会シンポジウムの学会誌掲載用抄録の更新。Unpublished dataがPubMed上でもPublished になったので、PubMed IDを掲載して提出。

ポスドクオフィスからのメール。ポスドクAYのEvaluationの依頼。ポスドクAYも今年でポスドク5年目。来年が最終年度。2020年6月にラボに参加してから丸6年。成長が頼もしい。

午後はAmerican Physiological Society, NCARが主催するウェビナーに参加。Lifetime Achievement Lectureを受賞したDr. Patonの講演。一昨年、AASシンポジウム@Clear Waterでご一緒したこの分野の権威(写真1番右)。50分なのが勿体ないくらい。憧れの研究者像。少しでも近づけるように精進せねば。


後進にむけたメッセージは、チーム(コラボレーション)を形成すること、バックアッププランを用意すること、Persistence(根気、粘り強さ)、そして苦しい状況を乗り越えるユーモアを持つこと。

ポスドクAYの進捗を確認して、帰宅。

夕食後、ウォーキング4.5マイル。H先生と次の研究プロジェクトを相談しながら。

ワールドシリーズはレイズが延長サヨナラ勝ちで、1勝3敗に。勢いのあるブルワーズにどこまで食い下がれるか。

あいの里を観て、就寝。

月曜日

20261026

月曜朝は論文査読から。先週、コメントを戻した論文が早速戻ってきた。より良い論文にするために、かなり厳し目のコメントを戻したつもりだったが、1週間もかからずに戻ってきたのは驚き。とはいえ、全てのコメントを受入れ、結論をトーンダウンし、タイトルを含めて、大幅に改訂されている。これならば、実験結果に基づいた結論になっており、推察も断定的になっておらず、方法論的限界についても述べられている。なるほど、ビッグラボはこの辺りの対応も上手いことが分かる、良い機会となった。私なら、追加実験を検討したところだったが 苦笑。もちろん、エディタに受理を進言し、1時間後にはアクセプトのメール。

昼前から大学院の会議。前半はNIHのポリシーに関するアップデート。貴重な情報が沢山。後半は通常の会議。1時間半、みっちり。

午後は、本日〆切の別論文の査読。こちらは骨が折れる。総説論文の査読ほど難しいものはない。何とかコメントをひねり出し、4点ほどに要点を絞る。夕方、コメントをエディタに送信。送信して分かったことだが、査読者が私以外に3人アサインされていて、そのうち2人はWithdrawとRevoke。受けたは良いが、後に断った感じ。もう1人の意見が必要とのことで私に回ってきたようだ。

ポスドクAYと進捗状況の確認と今週の予定を確認して、帰宅。

夕飯後、ウォーキング4.5マイル。

CowboysはEagles相手に、38-21で久々の勝利。妻と長男も起源が良い。ワールドシリーズ第3戦はブルワーズがレイズを10-1で下し、3連勝。スイープで終わりそうな雰囲気。

 

日曜日

20261025

日曜日。妻はジョギングへ。長男はジムへ。私は蕎麦の仕込み。今日はだしパック、粉末だし、煮干しに加えて、昆布も加える。醤油は控えめに。柚子胡椒を添えて食べるも、旨し。

昼前に、夕食の準備。日本から仕込んだカレー粉を使って、トマト、ナス、えのき、鶏ひき肉で無水カレー。一旦冷やして、夕食に備える。


昼過ぎ、ウォーキング6マイル。曇空だったが、気持ち良かった。

ウォーキングから戻り、シャワーを浴びて、15時前から晩酌開始。妻と長男はフットボール観ながら昼寝。

18時、皆で夕食。カレー旨し。普通のカレールーと比べて、脂っこくなく、ヘルシー。しかも野菜たっぷり。

夕食後、ChiefsとSeahawksの試合を観戦。

リフレッシュ完了。明日から気合を入れ直して頑張ろう。

 

土曜日

20261024

土曜日。昨日は早く就寝できたお陰で、12時間ベットで過ごすことが出来た。睡眠は10時間ほど。すっきり。

妻は朝ジョギングへ行き、午前中は、隔週のリモートワーク。長男もランニングへ。

私は蕎麦を作ったり、家事をしたり。

昼過ぎ、妻と買い出しへ。いつもは3店舗回っていたが、試験的にH-MartとH-E-Bの2店舗に。1週間1人100ドルの予算内で済ますことが出来た。

遅い昼食は、H-E-Bのマルゲリータ。先週のPizzaの方が美味しかったが、こちらも悪くない。

16時からウォーキング6マイル。

シャワーを浴びて、夕飯作り。H-E-Bで2ドルで買った砂肝を、半分は湯がいてポン酢で、半分は空芯菜と炒める。アレグラとほうれん草のサラダ、残っていたひき肉でミートボールのトマトソース煮込みに自家栽培のバジルを乗せて。料理はリフレッシュ出来て良い。




ワールドシリーズと大学フットボール、Long HornとOle missの試合を観戦。次男は高校の友達とオースティンで集まって、この試合を観戦したようだ。

金曜日

20261023

朝は、総説論文の図について、元インストラクタRとZoomにてミーティング。おおよそのコンセプトが決まる。そのミーティング中、総説論文のofficial invitationが送られてくる。〆切は2月1日。元インストラクタRが筆頭著者としてリードし、年内にはドラフトを完成させ、共著者閲覧へ。

昨年、一緒にシンポジウムをしたブラジル人Lの研究グループと共同執筆した総説論文が受理された。Minor revisionを提出して1ヶ月半。単に、Editor側の遅延が原因で、査読者からのコメントは無かった。米国生理学会(American Physiologial Society)が発行する総説論文の雑誌、Physiology(IF: 14.6)。現在、生理学分野で3位にランクするトップ誌の1つ。生理学者としての憧れ、いつか1位のPhysiological Reviewに論文を出したいものだが、その前に(数年後には?)Physiologyへ責任著者として論文を出せるように頑張ろう。

Marcela S. Araújo,  Masaki Mizuno, Bruno M. Silva, and Lauro C. Vianna. Central Command During Exercise: A Hierarchical Framework for Integrating Feedforward and Feedback Cardiovascular Control.  Physiology Accepted for publication

この論文が、自身、90編目。筆頭が22編、責任著者が32編、オーバーラップ(筆頭かつ責任著者)が9編なので、45編が筆頭 著者 and/or 責任著者となり、ちょうど半分を占める。具体的な数字は設定するつもりはないが、gift authorshipで論文数を稼ぐようなことの無いよう、自身の研究プログラムをこのまま推進していきたい。

昼はラボミーティング。グラントがNot discussedだったことを伝え、今後の戦略について意見を頂く。

ミーティング後は助教Hと立ち話。助教Hのグラントについて。

午後は、総説論文のパラグラフの構成。本文以外のフレームワークをドラフトし、元インストラクタRへ送信。

妻も残業で、帰宅が同じくらい。夕食はTrader joeのサラダと冷凍食品をツマミに、Orchard Houseのハイボール。

ワールドシリーズは観戦する気にならず、21時過ぎに就寝。

2月のグラント再挑戦に向け、週明けから考え抜こう。

木曜日

20261022

先週のHypertension誌の受理を受け、2020年6月から2025年5月まで支給されていたNIH大型研究費(R01)に関連する一連の研究は一旦終了。当初から予定していた通り、Hypertension誌に発表した3報を中心に総説論文を執筆することに。今朝は、論文のコンセプトとなる図のドラフトを作成し、筆頭著者になる元インストラクタRに送付。

11時から大学院生KとのStudent Advisor meeting。春学期の履修とQualifying Examに関して30分程。彼女はいわゆる社会人入学の大学院生(Flex Program)で、働きながら博士号を取得するのだが、ストレートに上がってきた若い大学院生とは違い、やっぱり色々な面でマチュアしており、ミーティングもスムーズ。

ポスドクAYが提出していた申請書(さきがけ)のコメントが戻ってきた。核心をついたコメントで、次の申請への良い指針になりそうだ。私には直接関係ないが、とても勉強になる。

助教Hから、明日までに申請書に関連する追加のサポート書類が必要とのことで、作成にとりかかる。その時、現在、NIHへ申請している研究費の情報が必要だったので、サイトを開くと、6月に提出した自身のグラントが非採択(Not discussed)だったことを知る(正式通知は未だ)。

昨年の申請で11パーセンタイルを獲得した申請書で、年明けには採択確実と糠喜びしていたが、未だ最終結果は通達されていない状態。NIHのProgram Officerから進言されて、同じStudy sectionへA0(新規、NIHでは1回しかリバイスできないので)申請したが、何故か違うStudy sectionにアサインされ、抗議も実らず、新しいStudy sectionで審査を受けることに。それが原因ではないかもしれないが、結果としてはNot discussed。アサインされたStudy sectionは高血圧や糖尿病に関するSpecial Emphasis Panelだったのだが、おそらく競争力の高い申請書が集まるだろうと予想され、なんとなく厳しいとは予感していたのだが…

11 percentileを獲得して採択されなかった時程の落胆はなく、意外と素直に受け止める事ができたので、とりあえず方方に連絡。励ましの言葉を頂く。

以前までなら、落胆し、お酒呑んで気晴らししたのだろうが、比較的冷静に次の作戦を考える自分に驚いた。やはり経験は大事。

帰宅し、夕食を食べ、いつも通りウォーキング4.5マイル。次の戦略を考えながら。とは言え、やはりショックはショックで、気持ちは落ちる。

世界中から猛者たちが集まるここ米国で、莫大な研究資金を獲得し続け、医学研究を継続して行う、ということは、至極、困難なことである事を再認識。同時に、私のような凡人が、そこに挑戦出来る立場にいること自体が奇跡なのである。研究は楽しいし、未だまだ検証したい仮説は沢山ある。メンタルは折れていない。長く険しい道になる覚悟で、この高い壁に挑戦し続けようと思う。

“難しく考え出すと

結局全てが嫌になって

そっとそっと

逃げ出したくなるけど

高ければ高い壁の方が

登った時気持ちいいもんな

まだ限界だなんて認めちゃいないさ”

from 終わりなき旅 by Mr. Children

水曜日

20261021

本日も、昨日に続いて別の論文の査読。こちらはかなり複雑な総説論文となっており、骨が折れそう。時間をかけてじっくり評価していく必要がありそうだ。

ポスドクAYの進捗状況確認。実験機器の修理も少し手伝う。また、昨日の実験によって、懸念点(節状神経節を用いたパッチクランプ)が1つ解消出来たのは大きい。

午後も論文査読を進めようとしたが、グラントの審査結果が気になり、なかなか捗らない。

帰宅時、駐車場から見える夕日が綺麗だった。

夕食後、ウォーキング4.5マイル。