今朝、実験プレパレーションの合間にJournal of Physiology(生理学分野を扱う雑誌の最高峰)のHPを見ていると、うん?我々が投稿していた論文が受理されているではないか?!何と幸先の良い月曜日。通常、責任著者(ボス)以外の著者へも受理通知がされるので、HPを見る前に受理を知るんだけど、こんなの初めて。
さて、私にとって初めてのJournal of Physiology(IF2010 5.139)への論文掲載。確かに、Nature, Cell, Science等と比較すると(かなり)見劣りするが、我々の分野ではトップランクの雑誌。ようやくスタートラインに立てた感じ。
ボスは休みだったので、テクニシャンMと大御所Dr.Mに報告。テクニシャンMは大喜び。一方のDr.Mの第一声は「What's your next paper coming?」っと既に次の事。流石だ。このような考えでないと、こちらでは生き残って行けないのだろう。幸い次の論文はボスに提出済みだし、今日も次なるプロジェクトに向けて実験していたので、Dr.Mには良い返事をする事ができた。
ちなみに9月28日投稿、10月23日受理となっており、表面上はリバイス無しでの受理。しかしながら、オリジナルの原稿は3月25日に投稿。1ヶ月後にリジェクトの返事。2人のレビューアからのコメントはポジティブであり、追加実験を行えば、受理されそうな雰囲気(実際、エディターから再投稿を薦められる)。追加実験に四苦八苦したので、再投稿まで時間がかかったが、再投稿後1ヶ月かからず受理。雑誌の質(投稿から受理までの時間を短くする)ための常套手段。まあ、論文内容に差が出てくるわけでは無いので大きな問題は無いが、何か釈然としない感じ。
肝心の実験は、実験セットアップに色々と不具合が生じて、失敗。次である。
帰宅後10km(6.25mi, 52.5min)。
ワールドシリーズ第5戦。4-2で勝利!。今日は攻守ともにナポリ! Na~Po~Li~